宝もの

辛いニュースが多い･･。
TVを見ていると､鍵は厳重に！宅配の人にも警戒し､外を出歩くのも危険なような気分になってくる。
私も甘ったれなところはあるけど､ここまでじゃないな･･と思うほど甘ったれた人達の自分本位な犯罪が多発中･･。痛みに対する想像力のなさにもほどがあると思う。
その中でも､今までは､動物への虐待の事件が一番辛かった。
それは､たぶん動物(わんこ)と物心つくころから一緒に家族同然に暮らし､その死まで看取った経験があるからだと思う。
やっぱり実体験や経験ってのはスゴイ･･。
なにせ､妊娠+出産+育児と体感している今では､子どもが被害に遭う事件についても今まで以上に敏感になっている自分がいるから。
我が子が先立つ位なら自分が身代わりになった方がマシ。
そういう思いが当然のように存在している不思議･･。
ニュース(最近だと特に大阪の乳幼児殺害事件等)を見ながら､思考であれこれ考えたり想像する前に､気づいたらダラダラ涙が出ていてビックリしたり･･。ダイレクトに痛い！という感じだった。
それに､昔から母が言っていた「あなた達に何かあったらその犯人を探し出してでも必ず殺してやるわ！」というちょっと物騒な言葉も､今なら以前より深く理解できる。（実際には母に手を汚して欲しくないから絶対しないで欲しいが･･）
逆に言うと「なんでわかんないんだろ？」と思ってきた事も､その人が体験していない事については､ある意味わからなくて当然なのかもしれない。
それを補うのは想像力だけど､実体験の共感力には及ばないだろうし･･。
でも､せめて！人(や動物等)の痛みを想像する視点なり姿勢は育んで欲しいもんだ！恥じる気持ちや痛みを知らないままなら､それは人間とはいえないと思う。
結局、この時代設定の中で､このキャラ設定(心と体)を以てできる貴重な体験､経験こそが宝だと思った。そこから生まれる有無を言わない共感力も。ヒットポイントが上がっていく感じ？
まるでRPG等のゲームのようだけど､そもそもゲームが人生を模倣してるんだよなぁ。(人生ゲームってのもある位だし）
いずれにせよ､必ずゴールがくるから､安心。

とりあえず､この子が幸せに､私より長生きしてくれる事を祈るばかり。