力を抜いて

AtoRie2006-11-01

私が選んだ色は私を現してたんだなぁ…としみじみ実感した今日。カラーセラピーのお友達が紹介してくれた歪み矯正の治療院にて。今日は今日とて大泣き…。セラピーで選んだ色の意味「四角四面に自分を縛る自分ルールが厳しい」「母親との関係性の問題」等…私の中の四角い部屋の中に、いったいいくつの、「自分ルール」という厳しい戒律(ほとんど呪詛?)が貼られているんだろう…。
四角い箱の中に自分で貼ってしまった無数の紙(自分ルールが記入されてるもの)が見えるようだった。

そもそも、私の体は寝るときでさえ力が抜けない。横隔膜やら肉やら骨やらガチガチに固まっていて…。呼吸も上手くできないのに、「口呼吸は風邪をひくから鼻呼吸!口は常に閉めて、口角もきゅっと引き上げて!」等々、現状無理な注文「自分ルール」を体にいくつ課していたことよ…。
同じくガチガチの顎間接なども緩めていただいて‥やっと力を抜くってこういう事?みたいな感覚が、ここに来ると感じられる。
全身を調整してもらって、先生が言うには「とにかくなるべく口を開けて脱力を心がけて下さい。常に肩に力が入っている状態なので、気付いたら、その都度ふにゃりと緩めてあげてくださいね。口を開けていても、口の中が乾いてきたら体が勝手に口を閉じてくれるので、大丈夫!体に任せてあげてください。」‥(衝撃)!!
本当に目から鱗だった!今まで『体に任す』なんて事考えた事もなかったから。寝るときも口閉じを意識してたし。自分の体を信頼なんてしてなかった。コントロールする事ばかり考えてた。いつも背筋もぴっと伸ばしてた。
「そういえば、小さい頃、母に30㎝の定規を背中に入れられて、姿勢正しくするように、されてたんですよ。」と私。それに対して先生の「それは…お母様の愛情で、その頃はよかったんだと思いますけど、今はもう大人ですから、自分の楽なようにしていいんですよ。」という言葉に…なんでかよくわからないのに涙があふれて、しばらく止まらなかった。でも、泣いてる時の呼吸は普段より楽じゃないですか?と、先生に指摘されて、ほんとだ‥と気付けた。
「思う存分泣いていいんですよ。浄化になって、綺麗になれますし♪」なんて言ってくれるので、泣き笑いしながら、たくさん泣いた♪
先生がちょっと戸惑いながらも「お母さんの愛情」と言ってくれたのが嬉しかったのか?
ここの先生自身も体にトラブルがあったりして、それがきっかけでこの仕事に出会えたそうで、「だから、体がガチガチだった事にも意味があったんですよ。」と言う。
初めて会った時に「これからは自分の都合よく考える事にしたんですよ♪」とも言っていて…その時、今までずっと痛い事を味わって乗り越えたからこその言葉なのかもしれない…なんて何となく思ったんだけど,やっぱりそうだったんだと、そして私自身も、本当に心身共に思った以上にガチガチの凸凹な形をしている石ころみたいな存在なんだけど…でも、不思議な事に、そんな自分が逆に愛しいような気がして、それにそんな自分じゃなければ出会えなかった人達がたくさんいるから、先生と同じ、今までも今もこれでよかったんだと思えた。
ガチガチだからこそ、いつか脱力の歓びを知る日も来るはず☆
でも、体のガチガチには、心のガチガチも関与しているから‥両面ケアだなこりゃ。
いつか、にゃんこの様に柔らかくしなやかになりたい。
楽になってもいいんだって。