境界線。

うらない (角川文庫)
例えば「自分が家から出る時、母が怒ったような声で、いってらっしゃいと言いながら、にらんだ」なんて日常の風景の中でも、実は『事実』と『感じた事』をごちゃ混ぜにして受け止めてるんだよね・・。
よく考えてみれば、事実は単に「母がいってらしゃいと言った」という事だけなのに。それで、心理学っぽいクラスの授業では、紙に表が書いてあって、事実と、自分が思った事や感じた事を、分けて書くそうだ。
これいい!と思ったんだよね。考えてみれば、事実ってシンプルで、あとは自分の推察なり思い込みで装飾しちゃってて、それに影響されて感情も波立ったりするわけで・・。
これは無自覚なまま混同しちゃいかん!と思ったね。事実と、感情や思い込みは、ちゃんと分けて、整理整頓せねば!根拠のない思い込みには要注意!したけりゃ本人に確認を。
そんな訳で、久しぶりに銀色さんの本を買って読んだけど、彼女の本は何かしらいつも発見があって、やっぱりいいと思った。
他には、対談相手の占い師のミラさんの「次はペガっていう星にいって、違うシステムで、またやるんです(笑)」っていう言葉と、銀色さんの「まだまだ大丈夫。何が起きても。もっと言うと、たぶん、私、殺されても、平気。」ってとこで、何だかふふっ・・と笑えた。
本当、彼女達が言うように、「深刻なんてあるはずないじゃん。それって単なるポーズでしょ。」ってそうなんだろうなぁなんて、妙に納得したさ。どんな体験でも楽しんじゃおうってスタンス・・いい!
それと、私としては、前世とか来世もさ、信じる信じないとかじゃなくて、あると思うと面白くて元気になるならいいじゃん?ってなスタンスだな。
それに、銀色さんもなんか気にしてたけど、私も無駄なサービスとか気を使うのやめよ。こちらに悪意がなければ、あとは相手が好きなように受け取るだけな訳だし。
それと、私も割とエイジ君と同じような体質なのでシャットアウトを意図的にしてこ。
あと、ミラさんみたいな仕事をしてくのが、私のしたい事だと気づけた。
他の対談本も読んでみようかな〜。それで、これからもどんどん現実を解体してもらって、色んな解釈の仕方を教えて欲しい!
のだめカンタービレ(16) (KC KISS)
それと、昨日の「のだめ」!よか〜。特に千秋!原作よりカッコいい!俺様君でいばる奴って実際には大嫌いだけど、フィクションだと面白い。のだめもかわいい!あの鍵盤バック・・もっとカラフルバージョンで売ってないかなぁ。他のキャラもいい味だしてた。なるべく観続けられるといいけど。コミック大人買いしたいな。最新版読めてないし××。

そして今夜は、大好きな松たか子さんが出る「役者魂!」を観る予定。