…夫の浮気

AtoRie2006-07-14

私の昨日の日記を読んだらしい夫の「"1000円以下のランチ"なんて書かない方がいいよ…」とかいう訳のわからん一言で、朝からイライラ…。いやだって、彼女は結構グルメで、私も食いしん坊で、久しぶりに会う時はランチも結構楽しみだったりして、とは言えもちろん高くても1500円以上になることなんてめったにないけど…なにせ私のザルの一番の原因は「つい買ってしまう本代」だし…それはともかく!安いに越したことないけど、何となく「1000円以下」でも、制限金額を伝えるのはちょっと悪いかなぁ…って抵抗はあったんだよ!

はぁ…とにかく暑くて寝不足で、夫への口頭での説明はめんどくさいので省いた。あとでこの日記も読むだろうし。あ〜でも、夫の言葉の意味がよくわかってないかも…。単なる夫への言い訳になってる?

まぁそれはともかく、「夫の浮気」ですよ!いや〜昨日も割と最低の男を観た。妻が不妊で悩んでいるというのに、「お前はあと子供が産めれば最高の妻だよ」なんて暴言は吐くわ、浮気相手との間に子供を作っちゃう男!(fromドラマ「不信のとき」)
思わず源氏物語(特に「あさきゆめみし」)を思い出したね。源氏の妻の紫の上…。彼女は結局、度重なる夫の浮気や、自分は子供を産めずに苦しんでいるってのに、よそに何人も子供を作られたり、果ては若い正妻をめとられちゃって、結局、嫉妬等の多大なストレスによって、34歳の若さで病死してしまう(><)。
そして、死ぬ間際「私はもうこんな女性の自由のない世の中からは消えてしまいたい」という言葉が描かれたりして、結局、平安時代の「一夫多妻制度」でも上手くいかんものだなぁ…と思ったものだった。
もともと、男女の性差…とある本では「異性は異星人☆」とまで書かれていたほど…男女の間には違いがあるわけで、所詮、現代の「一夫一妻制度」でも問題というか無理があるんだろうけど…。
でも、だからって「夫の浮気」を容認できる妻もそうそういないとは思う。紫の上は「どんな辛い時でもつまらない女にだけはなりたくない」と自分を律し、本当に美しい態度で浮気夫とも接していて、子供心にも尊敬の念を抱いたものだったけど、そんな対応を心がけた事も寿命を縮めた一因だったのかも…と今は思う。
もっと「源氏のばかやろ〜!」とか大泣きしたりして、素直に心を発散できたら、少なくとも本人の心身の健康にはよかったんじゃないかと…。また、それだけ好き勝手やりつつ「君を一番に愛してる」とか言われてもなぁ…。
そんな、いつの時代も変わらない男女の間の深い谷やら葛藤、その中でも時に感じる幸せとか、愛憎の奥深さ…色々考えさせられる名作「あさきゆめみし」‥何度読んでも深い味わいがあってお勧めです。
しかし、もし私だったら…考えたくもないが…どうだろう?少なくとも紫の上ほど人間ができてないのは確かなので…う〜ん結構怖いかも…^^;。男性も大変だぁ。