AtoRie2005-03-21

地震」と言えば、「関東大震災」!なので、東京から福岡に引っ越して来た時、もちろん東京に実家等があるので心配は残るものの、自分が震災に遭う事はなくなった〜と思っていた。なので、福岡で震度6?!と聞いた時は、正直嘘でしょ〜っ?!て感じだった…。まぁ、地震の時、私は熊本の夫の実家に居て、「…貧血かなぁ?」という程度の揺れしか、実際には体験することはなかったんだけど…。でも、福岡の自宅や友人達が心配だった。

それで、速攻!福岡に帰りたかったけど、高速道路が通行止めになっていたりして、帰るに帰れず、とりあえず予定通り、母上に着物を着せてもらって、人吉のおひな祭りに行って来た。でも、その間も気がそぞろで、自宅の花を生けた花瓶達は無事だろうか…?液晶のPCモニタ−は落ちて破損してないか?ライフラインは??等々心配の種は尽きなくて、ハラハラドキドキ…落ち着かなかった。

やっと夕方になって高速も開通し帰れるメドもついたので、福岡の自宅に向かって出発!ラジオを付けながら進み、インターでも情報チェック。大雪の時よりは、道は無秩序に混む事もなく、それでも普段よりかなり時間がかかって、なんとか無事帰宅。

家が潰れてなくて、まずホッとした‥。それからドキドキしながら中に入り、震災の爪痕をチェック…。これはかなり揺れたらしい…と思わせる程、物が落ちていて、特にCDは散乱していたけど、幸い心配していた花瓶やモニター等も含めて、破損している物は一つもなかった‥。

関東で長年「震災が来るぞ来るぞ〜!」と脅されて育ったせいか、九州に地震はないだろ〜と思いつつも、ついつい地震が来たらこれが落ちるからこっちに置いておこうとか、、食器棚やタンスなど大きな家具を置かないでおこうとか、そいう普段の癖が功を奏したらしい…。ライフラインも異常がなく、家の前のスーパーも普段どおり営業中で、ひと安心というか、本当に地震があったのかちょっと不思議な気分にさえなった。

それでも、TVで福岡天神の様子を見ていると、よく行く本屋のビルの窓ガラスが割れまくっていたりしていて、心が痛んだ。またあの本屋に行けるようになるんだろうか?もともとかなりレトロな造りだったけど…。自宅から電車で20分位離れただけで、被害もだいぶ違う様だった。天神の近くに夫の職場もあるし、余震も心配…。ちょっと気が抜けない日々が続きそう。

でも、これが東京だったら…?(ゾゾッ!)と思う程、規模の割に被害は小さかったようなのでそれはよかった…。それに東京や福岡の友人・家族からメールや電話もたくさんもらって、心強かった。皆さんご心配本当にありがとうございました!!