…「いま、会いにゆきます」

友人のお薦めもあって、借りて観ました。
…映画館で観なくてよかった…。
家でなら思いっきり泣けて、スッキリ！
だいぶ前に、映画を小説化した「ずっと、ずっと、あなたのそばに」を読んでいたので、途中経過がちょっとまどろっこしかったのと(すみません…）ラストを知っていたのが残念だったけど…やっぱり自然と涙が出てしまいました。

もし、私が彼女だったら…例えあと数年の命だとしても、それを知っていたとしても、やっぱり同じ道を選んだかもなぁ‥と思います。そんな彼女の覚悟みたいなものに感動しました。
でも、自分の子供にまで会っちゃったら、自然と覚悟もつくものかもなぁ…なんて、子供を産んだ事もないのに、何だか母親の気分にもさせてくれた映画でした。

他には、竹内結子のシーンでは泣けたけど、子供や中村獅童の顔のUPのシーンでは、妙に冷静になってしまった…。(やっぱり顔が好みじゃないからだろうか…？)

それと、高校時代の二人を、別の役者さんが初々しく演じていたのがよかった。手紙とか電話とかいいね〜メールや携帯のない時代も素敵だったんだよなぁ…としみじみ思いました。

そして、「死」って何なんだろう？そんな疑問を残しつつ、終わりはさわやかに…。庭のひまわりはすごい事になってましたね(笑)。長野のどこら辺なんだろうなぁ。

ただ、全てが夢のようなお話で、もう少し深みとかリアリティがあると良かったかも。