…ギャラリー巡り。

AtoRie2005-06-03

友人を誘おうかと思ったけど、時間的に主婦の方には遅くて、働いている人には早かったので、ひとりでふらふら行く。
今日は、印象的な二つの絵(世界)を堪能した。
一つは、以前からファンだった方で、PC上ではやり取りしてきたけど、直接ご本人会うの初めてでドキドキ!ミニブーケなどを持って会場へ。
この方の絵は、一点の深み(真理みたいなもの?)に向かって凝縮されていくような、緊張感と吸引力のある絵で、世界に引きずり込まれるような楽しさをいつも感じる。ともかくキャラが立っていて、すごく印象的‥!
一方、予定外に惹かれて見に行った、同じ会場の3Fで個展をされていた方の絵は、囲いのない広い自由な空間で、深呼吸をしているような絵だった。(写真)
対照的でありながら背中合わせのような二つの世界。どちらにもすごく惹かれた。特に、後者の方の描き方‥というか呼吸で、自分も絵を描きたいと思った。
とにかく、楽しく描きたい!切実にそう感じた。上手く描きたいとか評価されたいとか、変な欲を出せば出すほど描けなくなるから…。彼女のように自由に描きたい。
私の場合、自分の絵…どっか間違ってないかなぁ…なんてつい考えてしまって、ハラハラしてしまうのが、辛い…。
正確な絵が描きたい訳ではないんだ。楽しく描いた自分の絵を好きになってくれる人がいたら嬉しいし、好かん人は立ち去ってくれればいい…。そんな感じが希望なんだなぁ…と気づいた。
とにかく「楽しく描く!」それを自然にやってのけている彼女と、初対面にも関わらず、長々話し込んだあげく、メール交換までしていた。また彼女にも彼女の作品にも再会したいんだもん!
そして、彼女曰く、恐がりなのでつい感覚を塞ぎたくなるところを、絵のために開き、とにかく健康である事を大事にしているそうだ。
恐がりなとこと、健康を大事にしているとこと、美大卒等でない点は私と共通。(あと年齢が一つ違いで既婚な点。)だけど彼女は、絵に関しては失敗を恐れず、相当なチャレンジャーだし、酷評も右から左に流せるらしい…。いいなぁと思う。ホントそんな風になりたいのよ〜。
だけどとりあえず、自分の求める、絵への姿勢というか呼吸のようなものに気づけたのは、すごい収穫だった。お二人ともべっぴんさんで目の保養だったし☆
その後、ギャラリーセレストさんにも寄ってから、夫と待ち合わせて、最寄り駅の前のイタリアンで、夫の奢りでディナー。心身ともに栄養たっぷりのいい一日だった♪