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誰かすごく大切なものを亡くすと、思考が動く前に、圧倒的な涙が後から後からあふれてくる…。そんな辛い体験をしたわけでもなく、むしろいい体験(感動!)だったのに、久しぶりにそんな感覚になった。しばらく頭がぼ〜としてしまったけど、アク抜きしたみたいに、心は綺麗になった…というか軽くなった。そんな体験をしてみたい方にお勧め。
- 作者: よしもとばなな
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/08/22
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それと、「人のいるところには必ず最低なものと同時に最高のものもあるの。憎むことにエネルギーを無駄遣いしはいけない。最高のものを探し続けなさい。」という言葉が特に印象的でした。
そうか‥最低なものと同時に最高のものもあるのかぁ‥と思えた。主人公と同じく、私もTV(特にnews)を見ると、世の中怖いことばっかり…と思ってしまうので、あまり見ない方がやっぱりいいのかも。番組も厳選!
とにかく、毎日大切に丁寧に心を込めて生きていこうと思えました。今回は図書館で借りて読んだけど、今後は購入して手元に置きたいと思わせる作品。続きも楽しみ!よしもとばななさんには本当に長生きして欲しいです。